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韓国・江原道 絶品グルメ紀行

韓国・江原道 絶品グルメ取材

海と山に恵まれた韓国の北東部に位置する江原道 (カンウォンド)では、海の幸と山の幸を使ったおいしい料理がいっぱい!
肉、海鮮から山菜、野菜まで、素材を活かした多彩な料理を、コリアン・フード・コラムニストとして活躍する韓国料理のスペシャリスト、八田靖史氏がたっぷりご紹介します。
2018年に平昌(ピョンチャン)で冬季オリンピックの開催が決定し、ますます注目される江原道の絶品グルメをお楽しみください!

第1回配信分「ダイジェスト編、春川&洪川編」

記念すべき第1回目の配信は、この番組でご紹介する江原道の9地域14種類の絶品グルメを一気にお伝えする「ダイジェスト編」と、江原道の道庁所在地でソウルからも日帰り観光が可能な「春川(チュンチョン)」、そして、美しい森林や渓谷があり避暑地としても有名な「洪川(ホンチョン)」の絶品グルメをまとめた「春川&洪川編」です。
春川の鶏肉料理、洪川の豚肉料理、ともに八田さん大絶賛の「さすが本場!」といえる絶品グルメです!乞うご期待!

韓国の北東部に位置する江原道は自然環境が豊かで、土地の名産品を活かした郷土料理がたくさんあります。
南北を太白山脈が貫き、地域の82%を山林が占めることから、まず山菜、キノコ、高原野菜を使った料理が豊富。また高原地域で飼育されるブランド牛も自慢の逸品です。一方で東側は海沿いになるため、新鮮な刺身や魚介料理を楽しめるのも嬉しいですね。さらには山と海の距離が近いことから、海の食材を山に持ち込んで加工するといった独特の食文化も発達しました。
雄大な自然によって育まれた、江原道ならではのグルメを満喫してください。

江原道の道庁所在地でもある春川は、ソウルから気軽に行ける地方都市として人気。日本ではドラマ『冬のソナタ』のロケ地として知られますが、グルメにおいては全国的に広まったタッカルビ(鶏肉と野菜の鉄板炒め)の発祥地として有名です。
ひと味違う本場ならではのタッカルビをぜひ試していただきたいですね。そして、隣町の洪川は国道44号線沿いで発達したファログイ(豚肉の七輪焼き)が名物。甘辛いタレに絡めた豚バラ肉が、炭火香りをまとって絶品の味に仕上がります。いかにしてこの料理が誕生したのか、その背景にも注目してみてください。

第2回配信分「平昌編、江陵編」

第2回目の配信は、2018年に開かれる平昌冬季オリンピックの舞台となる2地域の絶品グルメをご紹介!雪上種目が行われる地域「平昌編」では、山の中なのにお魚料理(?)と、名産品である蕎麦料理に、八田さんも感激!
氷上種目が行われる地域「江陵編」では、名産のジャガイモを使った料理と、独特の手法で作られたとっても優しい豆腐料理が登場!美味しすぎて、八田さんもついついマッコリ飲みすぎちゃいます(笑)

2018年に冬季オリンピックが開催される地域とあって、平昌は山が深く、冬にはたくさんの雪が積もります。自然環境の厳しい地域と言えますが、その環境をむしろ有効に活かし作られるのがファンテ(スケトウダラの干物)。
冷たい風が絶えず吹きつけ、昼夜の寒暖差が大きいこの地域は、野外での乾燥、熟成に最適なのです。また、高原地域の蓬坪(ポンピョン)地区はそばの名産地として有名。韓国式の冷やしそばであるメミルマッククスや、そば粉のチヂミ、そば粉クレープのキムチ巻きなど、日本とはまた違う韓国式のそば料理を楽しむことができます。

江陵の海をぜひ1度眺めてみてください。ほんのり緑がかった美しい色合いに、しばし時間を忘れて見とれること間違いなしです。
それだけ水のきれいな地域だからこそ、この地域では海水を利用した豆腐作りが発達しました。作り立てのふるふると柔らかな豆腐を、少量の薬味醤油で味わうスンドゥブは、まさに江陵の海を味わう料理と言えましょう。また、この地域はジャガイモの名産地でもあり、ジャガイモのチヂミや、カムジャオンシミ(ジャガイモのすいとんスープ)といった料理も有名。
マッコリをぐびぐび飲みつついただくのが地元の流儀だそうです。

第3回配信分「旌善編、束草編」

第3回目の配信は、平昌冬季オリンピックもう1つの開催地「旌善(チョンソン)」と、東海岸の人気観光地「束草(ソクチョ)」の絶品グルメ!
アルペンスキー競技が行われる地域「旌善編」では、山深い地域ならではの絶品郷土料理2種類をご紹介!山頂から絶叫アトラクションで降りていく八田さんにもご注目!
海岸沿いでありながら山も近く、海と山両方を楽しめる人気の地域「束草編」では、名産品の海産物を使った郷土料理と、大人気のお持ち帰りグルメをご紹介!どの料理も要チェックです!

江原道の中でもよりいっそう山の深い地域として知られる旌善。冬になると一面が分厚い雪で覆われますが、春になってその下から芽吹く山菜の魅力もまた旌善を象徴するものです。代表的なひとつがコウライアザミの葉をごはんに炊き込んだコンドゥレバプ。フタを取るだけで鮮烈な野草の香りに包まれる、まさに山間部ならではのご馳走と言えましょう。そして、もうひとつはこの地域で発達した雑穀料理からコットゥンチギグクス(鼻打ち麺)。勢いよくすすれば鼻に当たるほどコシが強いという、そば麺を味噌仕立てのスープで味わう滋味深い一品です。

東海岸に面した束草はスルメイカの名産地。初夏から夏にかけては刺身が美味しいですし、街中では干物を販売している姿もよく見かけます。そんなイカどころにおいて誕生したのがオジンオスンデという郷土料理で、スルメイカの腹に野菜、豆腐、刻んだイカの足などの具を詰めています。日本のイカめしにも似た、といえば想像がつきますでしょうか。また、こうした魚介料理とともに、近年観光客から絶大な支持を受けているのが市場でテイクアウトするタッカンジョン。フライドチキンに特製の蜜を絡めたもので、こってりとした甘さが絶妙に後を引きます。

第4回配信分「横城編、楊口&襄陽編」

最後の配信となる今回は、韓国でも有名な牛肉の産地「横城(フェンソン)」、北朝鮮に接する地域の1つ「楊口(ヤング)」、温泉地としても有名な地域「襄陽(ヤンヤン)」の絶品グルメです!
「横城編」では、名産の韓牛焼肉、そして同じく名産である栄養価の高い根菜料理をご紹介!ここでしか食べられない絶品料理に八田さんもビックリ!
「楊口&襄陽編」では、両地域の代表的な定食料理が登場!日本の定食からは想像できない品数の多さ、名産品をふんだんに使った絶品の定食料理をご紹介します!

高原地域にある横城はブランド牛の育成に力を入れており、横城韓牛(フェンソンハヌ)の名前は全国に轟いています。従って、横城に来たらまず焼肉を味わって欲しいですね。極上の部位をさっと焼いて、ごく少量の塩をつけ、間髪入れず口の中に放り込めば、ジューシーな肉汁の洪水に恍惚となるはず。横城に来てよかった、と思わずにはいられません。また、そんな横城で食べられるもうひとつの「肉」がトドク(ツルニンジン)という根菜。高麗人参のように滋養強壮成分のサポニンを豊富に含むことから、「山の肉」と呼ばれるほど栄養価の高い食材です。

江原道の北部に位置する楊口郡は北朝鮮と接する地域。山に囲まれた景観が美しく、展望台からは北の風景も眺められるパンチボウル地区では、シレギという干した大根の葉の生産が有名です。シレギ自体は全国的に作られるものですが、若い大根の葉だけを使って柔らかに仕上げるのがこの地域の秘伝。炊き込みごはんにしても、チゲに仕立てても、ひと味違うのに驚くはずです。また、東海岸沿いの襄陽郡には五色薬水という温泉地があり、薬水(湧き水)で炊いたごはんと山菜料理の定食が自慢。もちもちのごはんに瑞々しい山菜の味がベストマッチです。

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